採集道具

採集道具一式(夏季樹液採集)

ナナシが使用している採集道具一式です。基本的に、これらのアイテムは山に入る時に持って行っています。
GENTOS製 SuperFireX3 SF-553X3
MINI MAGLITE 2AA


樹液採集に欠かせないライトです。
LEDライトは、主に夜間歩く時に照らしたり、位置の高い樹液を確認する時に使います。

よく知っているポイントでは、夜間でもライトを点けずに木に近づき、樹液確認する時に点灯します。点灯する時もできるだけ暗めにして、暗闇に慣れるように心がけています。
でも、目が悪いので、樹液確認した時にちゃんと見えていないこともあるんですけどね……(ーー;)

マグライトは、メクレや洞を見るときに使用します。昼間はLEDライトは持たずに、このライトのみを持っていることが多いです。
マグライトは赤フィルターを装着しているので、これで洞を照らしてもクワガタが逃げにくくなっています。樹液採集には必須アイテムですね。
山奥へ行く時は基本昼間ですので、洞やメクレを照らす時は専らマグライトを使用しています。

赤外線暗視ゴーグルがあればライト要らずで採集できるのですが、値が張るので難しいですね(^_^;)
ライトがないということは、夜間ライトなしで歩けて、クワガタを照らさないので警戒される可能性が減ってかなり便利そうです。
手頃な価格で、コンパクトなモノがあれば一番いいですね。
掻き出し棒、ピンセット等

樹液採集時に洞やメクレに潜んでいるクワガタを採集するための道具です。ライトと同じで、必須アイテムです。
自分は掻き出し棒を用いることが多く、次点でピンセットを使います。状況によって使い分けます。

掻き出し棒は、自転車のスポークと100均のステンレスBBQ串です。
これらは曲がりにくいので、しっかりと力が入ります。たまに力を入れすぎて、クワガタを傷つけてしまうことがあります……。はい、下手くそです(ーー;)
これは【鉗子】というモノです。先端でモノを挟んで、手元のホルダーに引っ掛けてそのままロックすることができます。
しかし、問題点が一つがあって……、使用する場面がなかなか出てこないことですね……。
大型ヒラタやオオクワ相手ですと威力を発揮するのかもしれないですが、対面したことがないので殆ど使っていません(^_^;)
伸縮ミラーです。収縮状態と比べるとかなり伸びます。主に見えない位置にある洞やメクレ裏をこれで覗きます。
鉗子に比べて使う場面は多少ありますが、それでも使用頻度は少ないですね。これも大物相手の時に役立つと思います。

掻き出し棒より長く伸びるので、改造して深い洞用に作ってみたいですね。
虫除けスプレー、双眼鏡

山へ入るときは基本的に虫除けスプレーをして入ります。蚊・ハエ・アブ・ブト等の虫刺されを防ぐ他、山奥では【マダニ】の付着を防ぎます。
スプレーをするかしないかで、虫のまとわりつく確率やマダニの付着がだいぶマシになります。特にマダニ媒介感染症の確率を下げることができ、かなり重宝します。

成分のところに【ディート】と書かれているスプレーをおすすめ致します。これが虫除け忌避のメイン成分です。
ただし、ディートは人体にとってあまり良くないので、多量には使用しないでください。(自分は合わない体質なので服に散布しています。)
(※スプレーの注意書きをしっかり読んでください)

双眼鏡は、高所の洞や遠距離を確認する時に使います。その他、野鳥や遠い山の様子を確認したり、色々と重宝するアイテムです。
飯塚カンパニー製 ティックリムーバー・ティックツウィーザー

万が一、マダニに噛まれたときに取り除く為のピンセットです。採集中に使うことはあまりなさそうです。
価格は比較的安価で、1000円前後で購入できます。電気ショック式のモノもあり、そちらは3000円程で購入できます。

マダニは道端の草や笹薮、林床の落ち葉などに潜み、人体が発する二酸化炭素に反応して飛びつきます。
今のところ遭遇していませんが、稀に頭上の葉や枝から落ちてくることもありますので、生息エリアでは油断しないように気をつけてください。
マダニは衣服などに付着後、しばらくは体を徘徊して挿し易いところを探して歩き回ります。特に、脇や腰、股間は狙われやすく、マダニ生息エリアへ行ったあとはこの辺りに注意しましょう。
一般的に24時間~48時間以内に除去すれば、感染症への感染率は低いようです。(ただし100%ではありませんので、除去後はマダニを持って病院へ行かれることをオススメ致します。)
自分は、まだ噛まれたことはありませんが、何度も衣服についているのを確認しています。多いときは草むらをちょっと歩いただけで5匹以上はザラです。
このアイテムは、万が一噛まれた時に備えておくものなので、できるだけ使用したくないですね(^_^;)
ティックリムーバー先端です。毛抜きに似ています。引き抜くときは、できるだけ皮膚に近い部分で【頭】を引き抜いてください。
ティックツウィーザーのピンセット部分です。こちらは両先端に除去器具がついており、小さいマダニはピンセットで除去します。
反対側。カップ形状になっています。大きめのマダニは、カップに体をフィットさせて回転させながら引き抜きます。詳しくはパッケージ裏面の使用方法をご確認ください。

追加購入や改造次第、アイテムをアップしていこうと思います!!



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