山奥ポイント探索
日時 : 2013年5月18日
場所 : 近所
目的 : 樹液採集
今年の樹液シーズン
例年より気温が低いせいで、今年は樹液シーズンの訪れが遅い。
早い時は4月ぐらいでちょっと小高い山の上でも樹液が溢れ、コクワ46ミリ級が採れたのだが。
平地で人口飼育されているカブトムシも、ようやく蛹室を作り始めたところでいまだ蛹にすらなっていないようだ。(ショップ情報)
クワガタは、うちの飼育個体はもう活発に動いている。室温も20℃を超えてピッタリ。しかし、夜の山はかなり涼し目で樹液もまだ薄い。
ヒラタが見れるのは、6月を回るかもしれないな。
ついでにホタルもまだでした。
さて、お待ちかね今年初の樹液採集。めくれに挟まったコクワを激写致しました。
どうぞご覧ください。
おなじみご近所ポイント
夜8時頃、ふと思い立って近所の山ポイントへ。
そろそろコクワが出ているだろうと想定したらもう山に入っていたという「クワガタに関してだけは本気出す体質(?)」が今年もうまく作用してくれているようである。
気合入れすぎたのか、何故か網も持ってきていたが。
あ、もちろん就活もしていますよ!←
ということで、今回はこのポイントのメイン樹液ホストを見てきました。
最初の樹液ホスト。まだ樹液が出ていないようです。
このクヌギの木は夏になるとよくカブトがついているような木で、崖側に樹液の染み出す部分がある為、いつも落ちないように体をひねらないと見えない。
しかし、低い位置にある洞は樹液が出ており、春に確認した入口の蜘蛛の巣も取れていた。もしかしたら何かが入っているかもしれないが、中を照らしても残念ながら何も見つからなかった。
この洞は、あまりクワガタが入っているイメージがないんだけど、気づいていないだけで奥のほうにいるのかもしれない。
隣にあるカシ(?)の木も、これからという感じでクワガタはついていなかった。
では次の木へ。
一番期待の高い木である。5年前に見つけてずっと大事に通っていて、樹皮めくれが深くヒラタが入っていた思い出のある木である。
しかし、一昨年あたりから誰かが通い始めたようで樹皮が剥がされてしまった。気のせいか、どうも樹液の出も悪くなっている。
だが、全て剥がされたわけではなくまだ樹皮は残っているので、来るたびにクワガタがついているなかなかいい木である。
今回も照らしてみるといました。
今季初コクワ
ブレ写真だけどこっちのほうが明るい
何枚か隙間に挟まっている写真を撮り、今年の樹液採集の為に先端を捻じ曲げて作った「ステンレスバーベキュー串採集棒」を試しに使ってみるとぽっと落ちてきた。
採集後のコクワ。そのままリリース
つついたらすぐ落ちてくるこの反応も、久々の感覚だ。
樹液シーズンが始まったと、改めて感じた。
今年もこの木にお世話になりそうである。
道を引き返して、スジがよく採れる気へ。
こちらはまだ樹液が出ていなかったが、予想外のお方が樹皮に挟まっていた。
今季初ネブト
なんとネブトがいた!
この時期にネブトを見たのは初めてで、コクワ以外のクワガタに会えるとは思わなかった。
土は付着しているものの、新成虫だからかツヤがある。さらにネブトにしてはよく動き回る♂で、かなり元気な♂だ。
この♂は、初採集記念と警官による職質の言い訳としてルアーケースに入れて持ち帰った。
うん、小さいけどやっぱりネブトはいいなぁ。
次々木を見ていき、まだ大半の木が樹液を出していないことを確認しつつ、道を進んでいく。
そして、再び彼と出会った。
コクワ♂
ちょうど樹液がわずかに出ている部分に陣取っていた。
サイズは30UPぐらい??
その後、山頂付近まで木を見るが寒いからかまだ樹液は出ていなかった。
もう少し待ってみましょうかね。
帰り際にサイドの山から獣の気配を感じながら下山して初採集は終了。
お疲れ様でした。
本日の成果
コクワ 2♂♂(リリース)
ネブト 1♂(持ち帰り)
次回はシーズン初期のスジ・ネブト♀を狙いに行こうと思います。
採集記録へ戻る